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 アセットアロケーションって?(其の五)
2006年05月27日 (土) | 編集 |
前回まで、以下の内容について述べました。
§1.リスクを取らないことがリスクになる
§2.銘柄選択より4倍重要な資産配分
§3.リターンよりリスクを考える

今回は、次の内容について書いてみます。

§4.資産分散がリスクを軽減する秘密

資産が200万円あったとします。あなたが、
1.A国株式市場・・期待利回り15%、ボラティリティ20%
2.B国投資信託・・期待利回り8%、ボラティリティ10%
 (※この2つの値動きに連動性が無いものとする)
の2つの商品を対象に投資を考えた場合を考えてみます。

■A国株式市場のみに投資した場合
運用成績は、15%±20%なので、68%の確率でプラス35%~マイナス5%に収まり、リスク面のみを考慮すると、200万×5%=10万の損を覚悟した投資ということになります。

■B国投資信託のみに投資した場合
同様に、運用成績は、プラス18%~マイナス2%ですので、4万円の損を覚悟した投資です。

■両方に100万ずつ分散した場合
ここが、本題ですが、それぞれに100万ずつ投資した場合、期待できる利益額は、
  100万×15%+100万×8%=23万
となります。次に、ボラティリティ(期待利回りのブレ)は、
  100万×20%の二乗と100万×10%の二乗の和の平方根=22.4万円
となりますので、運用成績は、
  プラス45.4万円~プラス0.6万円
となります。なんと、この場合、損はせず最低でも0.6万円の利益が期待できるという結果が得られることになりました。要するに、

互いに相関のない資産を組み合わせると、「収益は足し算で増えていくが、ボラティリティは(二乗の和の)平方根でしか増えない」ため、「リスクを抑えた負けない投資」が可能ということですね。

実際に私たちの大事な年金は、「年金資産運用基金」がアセットアロケーションに基づいて運用います。2004年度の基本の資産配分は、

  国内債券・・68%
  国内株式・・12%
  外国債券・・7%
  外国株式・・8%
  短期資産・・5%

となっており、期待リターン4.5%、ボラティリティ5.5%と計算できるらしく、その結果、運用成績はプラス10%~マイナス1%と予想できるそうです。さすがはプロ!大幅にリスクを軽減した絶妙なバランスなんでしょうね。

ただし、注意しておくべきことは、絶妙の資産配分が完成した場合でも、時間が経つにつれて配分がずれてきます。なので、1年に4回(四半期ごと)程度でリバランス(配分の調整)をすることが重要なようです。

今回まで、アセットアロケーションの基本的な部分を紹介してきましたが、詳しい内容は、

内藤忍の資産設計塾―あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法
貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵

に述べられています。2冊とも読んで損はしない文献だと思います。


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