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 企業価値について考える(其の五)
2006年08月19日 (土) | 編集 |
企業価値についてのお勉強の第5回です。参考にする書籍は、MBAバリュエーションです。

第1回目はこちら(§1.価値という視点)
第2回目はこちら(§2.永久還元の定義式)
第3回目はこちら(§3.定率成長の永久還元定義式)
第4回目はこちら(§4. ディスカウントレートの設定)

§5.定率成長の考え方

これまでのお勉強で、企業の事業価値が次のような式で表されることが分かりました。

PV=C/(r-g)・・・定率成長の永久還元定義式
 PV:現在価値
  C:毎年のキャッシュフロー
  r:ディスカウントレート(割引率)
  g:キャッシュフローの成長率

前回は、r:ディスカウントレート(割引率)の考え方についても勉強しました。今回は、g:キャッシュフローの成長率について考えてみたいと思います。ただ、残念なことに、「MBAバリュエーション」では、g:キャッシュフローの成長率については、どのように設定すれば良いのか、詳しく述べられていません。

なので、バリュー投資副業実践研究室のJAYさんがスクリーニングに使用する際の考え方を見て行きたいと思います。

もし、A社が年率10%で50年間成長し続けるならば、利益は1.1の50乗で約117倍になります。長期でみて、利益が100倍以上になる成長余地があると考えるならば10%としておくことになります。

しかし、JAYさんの場合は、5%程度と考えているようです。ちなみに5%で利益が成長していけば、50年後に1.05の50乗で約11.5倍なので、10倍程度の成長というところです。これは、人それぞれ、企業それぞれなので、0~5%の範囲で設定することになると述べられています。

まあ、やはり0~5%程度が妥当なんでしょうね。

次に、不思議な結果をお知らせします。

定率成長の永久還元定義式 PV=C/(r-g)を次のように変形させると、

PV/C=1/(r-g)

となります。要するに左辺(PV=株価)を(C=利益)で割ったも、すなわちPERですね。これは、(r-g)の逆数ということになりました。なので、(r-g)=5%ということは、PER=20倍といっていることと同じになります。

なあ~んだ」って思うかもしれませんが、これによって、PERをみる場合、市場は「ディスカウントレートを何%として、成長率を何%で評価しているか」といったような違った評価をすることができます。

例えば、TOPIXのような市場平均のPERをみる場合は、前回設定したディスカウントレート=6%、成長率0%とすれば、PER=1/6%=16.7倍が妥当なのかな?って判断も出来ます。

また、新興市場のASEETの場合、今現在PER=17倍程度で評価されているため、(r-g)=6%となります。前回設定したディスカウントレート=15%から定率成長gを求めると、g=15%-6%=9%なので、年間9%の定率成長を期待しているという考え方もできます。

年間9%というと、50年後に利益が74倍になるということですから、これが妥当なのかどうかって判断が必要になりますね。
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